9月の終わりにも咲いていた 君は言った 甚だしいと 8月の真ん中 鳴ってた 君は言ったんだ 甚だしいと 花びら 憎いくらいに 舞った この手では何も掴めない 火花が 消えるくらいに ただ頭から落ちる 君の香り 街路灯 レンガの坂 その上から降ってた 嗚呼 酔いしれていたら まったらったら 夢かまぼろし 境界線 薄紅の色はどこだった もう1回 そこへ 連れてって 花びら 憎いくらいに 散った この肩に積もった白い 冷たく 知った温度が ただ頭から堕ちる 初めて触れられた1月 君は言ったんだ 馬鹿馬鹿しいと 2月の真ん中で気づいた 僕は言ったんだ 五月蝿い 黙って…! 君の香り 街路灯 レンガの坂 その上から降ってた 嗚呼 酔いしれていたら まったらったら 夢かまぼろし 境界線 薄紅の色はどこだった もうないよ 本当じゃないのは 待ってわかってる! 君の香り 真っ白い 大地を真っ赤に染めてた 嗚呼 酔いしれそうだ まってよったら 隣に君はいないけど 白い息を吹きかけた手で やっとわかったよ いつからか 君は そこに居なかったの