貴女がお庭に刺した 産まれて、なんにも知りません 踏まれて、評価されたって 全然一等賞だよ 乾きとか、 忘れられた夜は俯瞰し強張ってく 貴女が手を濡らして水を 汲めばその日には、 だけど膨らんでいく 毎日この街で生きる 貴女と私だけの昼に落とした 器の水、日刊の字 瞼が閉じてく お風呂に入れて流した、 本当に貴女の目が 貴女は気軽に step out 無機質、青色で急かし 私へ気ままにサイエンス 一見絶好調だよ カルキとか、 苦さ噛み締めて奥にある甘さ知って 最初から涙とかいらない、 もう心まで育てないで この頃、私ニヒリズム 貴女が座る椅子のために、 向こうに植わる木の芽を出すには、 誰かが 貴女の眼の中、映った影が冷えてく 本当は 私の従属心に触りたかっただけ? 寂しかったんでしょ ねえ、今日は雨なの この街のリズム ねえ、雨だよ だけど雨と曇り空のシンパシー 「毎晩、 君が眠る影の隣で私の熱を 奪ってく」 涙がこぼれ落ちる もう離して、 言葉だけじゃ今更過ぎて 勝手だよ、もう繋げない、さよなら