AWA

夜は鍵穴

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  • 2025.09.17
  • 3:54
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歌詞

年老いた野良猫が夜もすがら通りを フラフラ 靄ついたリアウィンドウ 後ずさりはもうできない 私にはわからない 交差する言葉の意味が つまらない作り話 慰めのレイトショー後に その声でその悲しみで できた巨大なバルーンたち はにかんだあなたにだけは トリアージは回らない ほろりほろり街を歩いてゆく 覚束ぬ両足で 魚みたいに泡を吹いている 祈りなどあるものか とろりとろり過行く季節に未練さえ 吐き捨てて 夜の淵で眠りこけている 可憐な悪魔のように 首のないピアニスト パラソムニアたちのソワレ 錆びついた閑古鳥 宴には終わりがあるの 私にはわからない 永久を願った意図も 言うなれば箱庭の泡沫として 生きたいの その歌でその喜びでできた 違法建築は 高層であればあるほど簡単に崩れ 去った くるりくるり遊ぶ子供のよう 陰日向構わず 虚しくって仕方がないのは祈りが 足りないから ぎょろりぎょろり覚めると 矢庭に始発の駅へ行く あんな形でも日が昇ったらまともな 人なんだね 鉄の蛇は憂鬱で腹を満たすだけ 無邪気ではいられないまま 暗く物足りない日々に 失望しないでね 情熱を啄んで烏が飛ぶ

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