静かな図書館の片隅で いつもの席に君がいる ページをめくる指先だけが そっと時間を刻んでいく 目が合いそうで 合わなくて 君の世界に僕はいない すれ違う風のように 名前も知らないまま 話しかけたい でも言葉が出ない この距離が壊れそうで怖いんだ ただ君を 目で追うことしかできなくて Silent pages, turning love unseen コーヒーの香りが漂うたび 小さな仕草が胸を締めつける 僕と同じ本を選んでるのに 君は気づいていないよね 「偶然だね」と微笑むだけで 何かが変わるのかな でももし 君の心に 僕がいないのなら 話しかけたい でも言葉が出ない この距離が壊れそうで怖いんだ ただ君を 目で追うことしかできなくて Silent pages, turning love unseen もしも勇気があれば この静寂を壊せるかな 君の名前を知るだけで 世界が変わるのに 話しかけたい でも言葉が出ない この距離が壊れそうで怖いんだ ただ君を 目で追うことしかできなくて Silent pages, turning love unseen 今日もまた 君はページをめくる 僕の知らない物語の中で いつか同じ行に指を滑らせたら その時は名前を呼ぶよ
