助けて 助けて 助けて あと何回 叫んだら 救われるの この汚れた 世界から 何も 知らない 変わり方も 諦め方も 許され方も 行き先も 光の在り処も 思い切り 泣けるのなら 独りでも まだましだわ もう声も 枯れ果てて あの人の 名前すら 呼べない 誰か 誰か 一人でいい 私を抱いて 「大丈夫だよ」と 心に 触って 翼が折れたんじゃない 初めから与えられてない 生まれた理由があったのか でも今は その意味さえ聞きたくない 助けて 助けて 助けて あとどれくらい 偽れば 抜け出せるの 苦しいだけの住処から 誰か 誰か 助けて心を 抱きしめてほしいの まだ 微かに息づいてる 何かがある 思い切り 泣けるのなら 独りでも まだましだわ 暗闇だけが私を 守ってくれる 唯一の盾 助けて 胸の奥に 僅かに揺れてる炎 消えてしまう前に どうか 助けて