うだるような8月の 初めの日の昼下がり 木陰のベンチ少し距離置いて 徐に座る君 暑いねと笑う君は ひどく眩しく見えて 見惚れてたことを夏のせいにして 焦って躓いた 少し卑屈なところが 鏡を見てるみたいで ほっとけないとこがまた 僕の夏をさらに加速させる どんなとこも愛してやる 月並みでも言わせてくれ 言葉だけじゃ伝わらんことは 山ほどあるけど あぁなんて もどかしいんだろう苦しいんだろう こんな時になんて言えばいいの 気づいてるの? わからんことばっかで どうにかなりそうだよ もし仮に君が僕に 似てるとこがあるとして とっくに気づいてるよな やけに胸のビートが早くなってく あぁ僕は世界一の幸せ者 実らずとも咲かずとも 明日をくれた夢をくれた 闇を照らす月のように あぁずっと 薫る春もうだる夏も 染まる秋も凍てつく冬にも 君の影を思い出すよ 最後の日までの全ての 君と過ごした日々どんな時も 人生史に残るハイライト くたばってもリザルト画面で 何度もリプレイするんだ