Track byHalujio
茜がビルを染めてる頃 頬赤らめた猛暑の夜 無邪気に走る少年は今日 忘れ物を諦めたらしい 夕暮れ 傾く陽の灯りは背中 時間になればもう 帰らないと行けないんだ 干上がるアスファルトが馴染む 君の背中はどれよりも尊い 自動的に大人になる世に 行方はまかせの賽を投げた 夕暮れ もう時期、陽が帰って行くから 時間だよって招く 特別な夏の夜 毎年 半袖、腕を通した頃に 今でも夢見る 風鈴が綺麗に鳴る 見つからない ままの弱音 あの夏の夜に 取り残されたんだ もう帰れない だから僕は 先に行くよ