あなたを見つけて 心を奪われ 今年はもう三度目最後の夏 それなりに仲良くなれたとは 思うけど 望んでる形には遠いや 誰かが言ってた 恋はいつだって 付き合う前の方が楽しいもの 別になんでもいい この目で確かめるの そして覆してみせるから ねぇ 海へ連れてって あれもこれもして 次から次へと駆け巡る もうシミュレーションだけじゃ 物足りないから この手を強く掴んでよ 胸の高鳴りは最大級 恋のアンテナが目を閉じても脈を 打つの 止められないこの気持ち 少しは油断させてね ずっと願い続けてる 最後の瞬間(とき)には 笑っていれますように 負けず嫌いなわけじゃないけど この夏だけは譲れない 夜空を彩るあの花火のように この恋は咲くのか派手に散るのか 知るのが怖いから この時間が 永遠に続くならその方がいい いいことばっかじゃない傷つくけど 恋なんてしなきゃよかったとは 思わない 刺激的な毎日もいいけど二人なら 退屈だって愛せそう 胸の高鳴りは月光蟲 眠れない夜はこんなに光って 見えてるのに 太陽の下であなたに会うと 姿をくらませちゃうの そんな言い訳ばかりじゃ ダメダメなままって 分かっているんだけれど 踏み出せない私の背中を 夏の風よ 少し押して ほんの一瞬のことが永遠になって 素敵なことなんだけれど 願わくばそう 私を選んで手を引っ張って ずっと願い続けてる 最期の 瞬間(とき)までふたりでいれますよ うに 少し大袈裟な想いだけど 願わずにはいれないのです