遠く消えてった君が 何億光年前から 今もこの瞳の中 光り続けている 何も言えなかった僕が 蘇ってくるから 思い出すのを拒んで 目を瞑っていた 分かったふりして 疑わないでさ あまりに滑稽だっただろう? さよならって言葉は無情だ 途方もないほどの別れを 同じように括って連れ去る 記憶の中の遠い空 通りすがりの誰かが 奪い去って行くような 呆気なさと やるせなさ 感情蝕む 変わらない未来 信じて 見届け 変わった途端 立ちすくむけど 瞬きの隙間は宇宙だ 消えてしまったと思うもの ただ目の前にはない光も 何も変わらず 在るまま あの日見上げた空と 今夜見上げる空が 同じものだと信じて 祈る日もあった 移り行く世界は無常だ 途方もないほどの出会いが 流れ星の頻度で消えても 記憶だけは奪えない そうきっと信じていたいな 「見えない 音も聞こえない 触れられないものだって」 僕の一部なんだよ 遠く消えてった君が 何億光年後にも ずっとこの瞳の中 光り続けているんでしょ?
