黄昏(たそがれ) 街を染める 帰り道 こんなに綺麗なのにな 喉の奥に詰まった言葉を いつも飲み込み ため息ついては 雲になって消えた あの頃笑えていたのかな 思い出すとなぜか いつも切なくて この瞬間も 一秒先には過去になるから 気付いた時にはもう遅くて 戻れないって分かっているけど 言い訳して 振り返っても 繰り返しても 問いかけても そう叶わない夢なんてない ありふれた言葉でも まだ信じたいから 夕焼け 僕を染める 茜色 なんだか心地良くてさ 素直になれた 眼(ひとみ)の奥に映る景色を 失わないように焼き付けた 戻れない過去の為に 後ろ向くくらいなら 届かなくても 届かなくても 手を伸ばすよ もう変えれない未来なんてない ありふれた言葉でも まだ信じたいから あの日と変わらない色した空 思い出すといつも 語り掛けるように 誰かの正解(こたえ)に 染まって滲んでくなんて そんな正解(こたえ)を誰が 求めるの? 戻れないって分かっているけど 言い訳して 振り返っても 繰り返しても 問いかけても そう叶わない夢なんてない ありふれた言葉でも まだ信じたいから 暮れゆく空またひとり見上げた