遥か遠く 手の鳴る方へ この場所で描いた 君との未来も 迷い 間違い進む道も 消えない色も 軌跡なんだ 不透明な日々を 見渡す海岸線 君の髪がなびく 波風に揺られて 綺麗な過去 二人と 白いキャンバスを 染めてく 一面に群青色の海 遥か遠く 手の鳴る方へ この場所で描いた 君との未来も 強く生きてと願う声も 微笑みも 光だから 枯れそうで枯れない花 名もない花を描いた 君は言う"あなたのようね" 救われた 僕はまた 暮れ行く街 季節が変わって あの頃の自分と重ねたモノクロ 思い馳せては 振りほどいた 君も同じで 遥か遠く 手の鳴る方へ この場所がいつまでも 色褪せないように ずっと隣で笑えるように 最初で最後 二人を描けるかな いつかの軌跡を