おじいちゃんはぼくの 生まれたころから 白い箱の形していた 寒い家の隅のしめった 部屋の中でずっと笑ってくれたよ おじいちゃんは 好きなものもたべずに笑っている 時間だけが伸びる家 おばあちゃんはそれに話しかけて 微笑んでいる 古いにおいのする家 いつかぼくもこうなるんだよ、と おばあちゃんが揺れ笑う つめたい箱に詰められて 永遠に過ごすのは あーーーーーーー!!!! ぎゃあお ぎゃあお 骨壺の中は ぎゃあお 怖くて泣いちゃった おばあちゃん そっと撫でてくれる手も なんか骨に似て嫌だった おじいちゃんの部屋にそれから 行くの怖くなってしまいました やだらぷちゃ!