いつの間に乗っていたっけ ほら、やっぱり夜電車だ 気づけば 椅子に座っている あおい、あわい小夜が一斉に 窓いっぱいなだれ込んで 海の底のようで なおさらさみしい夜ですね。 夜空を見てたら泣いていた 一段と弱虫になったなあ。 降りる駅までわかんないや。 まぶたが震えだした つれてって …おねがい もっと遠くに ほら 知らない街へ おいてっちゃいやいやよ 止まらないで、夜電車 電車は遠く もう誰の言葉も きっと私に届かない なんかやっぱ怖くなって 6両の無人電車の窓から覗いた 後ろの線路は落ちていた。 にはかに揺れだす 夜電車 車軸の異常な音を聞いてる たすけて …なんて呟くけど 誰も来ることはない。 つれてって わたしを くるしいことなんて 知らない街へ おいてっちゃ いやいやよ 壊れかけ夜電車 見たこともない夜を疾駆 戻れない 星が流れてる とるりり てりら 祈るみたく 歌い続けるだけ ラララララ! つれてって …おねがい もっと遠くに ほら 知らない街へ おいてっちゃいやいやよ よー! つれてって …おねがい たりらった とてりら とるりり てりら おいてっちゃいや、いやよ… おいてっちゃいや、いやよ… 止まらないで、夜電車