花をたむけたこの手が酷く 汚れていることに 気づけないほど視界が悪くって 思い出さないように 日々 息をしていたら 気持ちのいいほど 澄んだ世界がありました 本当に 本当に 気持ちが悪かったな 嗚呼 清く正しくない 私は貴方に金輪際 出会えないけど 嗚呼 ラララなんて歌が 私が貴方に送るせめての気持ちだ どうか どうか 行き着く先に 私を思い出すものが 一つもないように 少し躓いて 起き上がれなくなった日に 足元に渦巻いていた 霧に気づきました 底で見つけたピースを 見なかったことにしたくて 急いで体を起こしました 貴方を思い出さないよう 避けることが 立ち上がる 原動力になるなんておかしいか 貴方の全てを壊し奪った私が 貴方の幸せを 祈ることはどこかおかしいか 花をたむけたこの手が酷く 汚れていることに 気づけないほど私は馬鹿だった 本当に 本当に 私が馬鹿だったな 嗚呼 なぜか悲しくない 私は貴方に金輪際 出会えないけど 嗚呼 ラララなんて歌が 私が貴方に送るせめての贈物だ どうか どうか 行き着く先に 貴方を思い出すものが 一つもないように 嗚呼 目を 目を閉じないように あの頃の全てを忘れたくて 嗚呼 短いその人生に 私が消えることが せめての贖罪だ どうか どうか 行き着く先に 私を思い出すものが 一つもないように 私を思い出すものが 一つもないように