寝ぼけ眼で君を見つめてる ぼやけた顔好きだったな 今日は少し眠りすぎたなって 遅めの朝 家を出るよ 振り返るまで気づかなかった 君の立ち止まる足元 俯いた顔あげることなく響く さよならの言葉が わかってたつもりだった いま飛び込むあの夜空に 想い焦がれだしたんだって 振られた昨日もいつかきっと 思い出になってくれる いま抜け出すこの夜空に 置いてきた物はなんだっけ? 浮かべたあの子もいつかきっと 思い出になって消えてゆく 思い出になって消えてゆく 寝ぼけた顔で君が見つめてる その目の奥、何を見てる? 今日は少し眠りすぎたなって 相変わらず 遅めの朝 振り返るまで気づかなかった 君の大粒の涙と 瞼の裏に焼きついた景色を 思い出す時間が わからせてくるからさ いま飛び込むあの夜空に 想い焦がれだしたんだって ふざけた理想も夢もきっと 眩く光ってくれる いま抜け出すこの夜空に 思い残すことはもうないかい? 揺られた電車の中でそっと 瞳を閉じて考える 瞳を閉じて考える