夜明けのアスファルト 風に揺れる 信号機 鎖のように 繋ぎ止めて 自由より 痛みがいい 依存なんて言葉は 甘すぎる 息も思考も 奪われる ため息が 窓を曇らせて 孤独を数えて 眠れない ねえ、落ちていく この胸は 君の檻の中 自由にさせないで 離さないでね 君を苦しめた 重い扉を 君を守る盾に変えるから だから ねえ 夢の果てまで 繋いでいて (ねえ、落ちておく) ねえ、落ちていく この心は 雲のよう 形をなくして 君に溶けて 君を傷つけた 鋭い棘を 君を飾る花に変えるから だから ねえ 運命の糸を 繋いでいて この胸は 君に囚われて 自由が怖くなる 呼吸を数えて 眠れなくなる 手を離さないで 君がいないと ダメなんだ! 狂ってしまうよ 君がここにいてくれるなら 正義さえ 捨てちゃうかもね 遠く離れた 星と星 夜の闇に ただひとつずつ 地上の線で 結ばれて 形を描けば 星座になる ひとつひとつの かすかな灯り 寄り添うたびに 物語る 忘れられた夢 呼び戻し 神話の中で 息をする 流れゆく時 消える炎 誰も知らない 残る跡 君と私が 線を引く 夜を越えては 夢となる 暗闇の中 かすかな光でも きっと 輝けるから 君と私 線で結んで 物語を描こうよ ふたりの物語