太陽を拒むように並べた純正の表情 二度目のような眼差しで「ほら」 窮屈な想像が確かならどんな空だ? 不純な偶然は奇跡じゃない 何もないセカイ 突き抜けた速度に乗せて踏み出した ずっとこんなふうに笑いながら手を 繋いでいて 夜じゃなくなるまで 目障りな自転軸に今は魔法をかけて ここは時間の無いセカイ 景色を消音してそっと 麻痺した分の感情を いつか伝えられたらいいな 「無い物」 以外のモノも 強請ったあの日のように 同じ目で明日を映せてるか? どこか遠くに感じたのは 季節のせいと俯いた 不意に気づいたんだ 君とじゃなくても夢は見れるけど 叶わなかったあとも君となら笑える 言葉や詩じゃなくていい 届け、世界樹への約束 残酷な空を破いたら揺らめく 呼吸に重なって 「どうか、側で」 例えばみんな同じ顔と 声になってもすぐに見つけ出せる 一番近くでさ 無邪気に笑ってる それが君だと言い切れる 曖昧な誓いでも寄り添えば 聞こえるんだ いつだって一番好きな声 駆け出したセカイは永遠になって
