奏でられてくこの空にまた君を 照らして揺れた 連れてってまだ遠く隠れた地平線も 寄り添って触れ合う二人きりの温度 色づくそっと 瞳をずっと 君は離さないで 生まれたてのこの感情もすぐに 「好き」へ変わって 笑う、俯く、その秒間に光る 僕の見つけた透明な花 高い太陽 真下の陰に確かに残る陽炎 重なって広がる壊れた境界線も 目が合って繋がる また増えた奇跡 違うセカイに二人でそっと抜け 出したような 想像で止まったあの景色も 今はここにあって 誓う、疑う、その繰り返しの中で 君が記した数千の想い ずっと 「さあ、この蒼に乗って」 ふと見上げてちょっと不安で でも笑ってる 「さあ、行こうか」 振り向いて怖がる ほら、不思議な安定感で 今はもっと伝わる 止まる距離とセカイ 駆け出す空 答えはきっと見た事もない色 高鳴る音 分かち合える 同じ風に吹かれ 望む、求める、 互いに確かめ合うように 二人交わした永遠の唄 色づくそっと…紡いでくように 覚えたてのこの言葉も君へ 届くように 今も聞こえるセカイで一番好きな音 僕の名を呼ぶ透明な声 色づくそっと…
