Track byスドーゴージ
たとえば君が好きな 機械仕掛けのヒーローも 時が経てばバカにされ 見向きもされず たとえばいつだか君が徹夜で 集めてた あの山じゅうの虫たちの 名前も忘れてしまったさ 捨てたと思って忘れてしまってた 燈火が 輝きを増して 息吹いてくのだろう 深淵の下 燈火を持ちあげ 呼びかける声は届かずに消えた 誰にも見られず 土に還っていった それでも燈火は 留まり続けた あくる夜 傷まみれな 行き場をなくしてしまった子が 光を頼りに 導かれ 灯火を 見つけてたのさ