さあ 電子の窓の中 色とりどりの また 見飽きた 何度目のスタッフロール 確か 十年前の今 思っていたよ ずっと変わらぬ大切なものなんだと 現実にはうつろい変わる世界と 次のステージへと向けて 剣を捨てて冒険の書を破り 捨てたんだ こんなものには価値がない と 周回 周回 周回 重ね 強くなるヒーローも 醜態 醜態 醜態 弱く 後ろ指さされて 何度も 何度も 何度も 草むらで レベルを上げた 「カンストすれば どこまでも 怖いものなし」 と思っていた この色とりどりの世界に 浸れればなんでも良かったんだ