おいてけ 浮世 追いかけ 遅れぬよに もがき続ける僕は 周り 悦ばせん 釣りしたら うっかり置行掘さ よかれと思って どつぼはまって おいてけ(おいてけ) おいてけ(おいてけ) 置いてけぼりのままで 泣いてて(おいてけ) 逃げてて(おいてけ) 「あー、」 「お前さんが見た顔はこんな 顔だったのかい」 (おいてけ おいてけや) 浮世 去りて 堀は消えて 令和生きてる僕は 相変わらずに余裕がなくて 顔色うかがう日々さ 大切なもの 持ちきれなくなってしまわぬ前にさ 仕方なしで 抱えたものの重さでつぶれる前にさ おいてけ(おいてけ) おいてけ(おいてけ) 構わずに置いていけ おいてけ(おいてけ) おいていいさ(おいてけ) 「お前さんが見た世界はこんな 顔だったのかい」 (おいてけ おいてけや)