Track byスドーゴージ
追いやられた 地下を降りて 鉱石 探し ふとそこに 年老いたしゃがれ男 「見かけない顔だ」と嬉しそうに 男は言った 「ここの鉱石高く売れる」 「だけどここに来たことを 知られちゃいけない」 「鉱石を手にした者は 壊れてしまうのだと」 「俺は壊れてなどない 鉱石に魅せられただけ」 「ときどき誰にも打ち 明けられぬまま一生生きるのが」 「どうしようもなく怖くどこまでも 寂しくなっている」 「話し 相手になってくれてありがとう、 少しだけ気が晴れた」