夜の合図

歌詞

ねえ 忘れたいのに また君を探す 深夜0時の通知にまだ 期待してる 「平気だよ」って言葉の裏 崩れそうな強がりで塗った夜 歩道橋から見下ろす街 終わらせたのは私だったのに 流れるラジオ 雨音混じり まだあの時に縛られてるみたい 心に走る夜の合図 君の名前がまだ痛い 通り過ぎたはずの未来が まだ私を呼び止める 何度でも踏み出すふりして 時計の針を戻してる 愛してた それだけじゃ ダメだったんだね すれ違った言葉たちが 今さら意味を持ち始めてる 君の癖 君の声 消えないまま今日も続いてる 記憶の奥で鳴るアラーム 止めたはずの感情がまだ 夜に混ざってしまいそうで また逃げ出してしまいそうで 心に響く 夜の合図 君を知らない私になりたい なのにふとした仕草ひとつ 思い出が勝手に疼く 何度でも上書きしようとして あの日のまま動けない さよならは きっとそう 優しさじゃなかった