昨日より少しだけ 笑える気がしてる 泣いたまま 明けた空 それでも光はあった 待ち合わせのベンチには 君の姿はなくて でも本当に探してたのは 君じゃなく自分だった 忘れることが強さじゃない 涙の跡に残るもの 弱さを抱いて歩くこと それを強さと呼びたい 負けたくない 君にすがった あの日のワタシにサヨナラ 震えるくちびるで 「行こう」って言えた 君のぬくもりはもうない それでも寒くはない 痛みが私になって ひとりの夜も怖くない 「誰かになりたい」じゃなくて 「ワタシに戻りたい」だけ 少しずつ ほどけていく 迷いに手を振った 負けたくない 逃げてたワタシに 愛されなかった日々を越えて うまく笑えなくてもいい 深く息 吸いこんだ 閉じこめた心 ほどいたら きっと 自分を見つけられる 間違いさえも 折り重ねて ワタシはワタシをつくってく ひとりぼっちの夜に 道を照らす光があった それは君じゃなく、ワタシの中 今夜 それに気づけたから