遠い未来を知るような眼差しで 僕をただ見つめた八咫烏 凛とした鈴鳴りの囁きは 僕らに何を伝えようとしてるのか <演奏> 遠い未来を知るような眼差しで 僕をただ見つめた八咫烏 地を這う姿を憐れむように 優しくその背中へ僕らを乗せて 揺れて 揺れて 揺れて この空の最果てまで 僕らを運んでゆけ 黒く歪んだこの世界を横目に もう僕らの悲しみなんて この海に沈めてゆこう 白く霞んだ永遠を捕まえるために <演奏> 遠い未来を知るような眼差しで 僕をただ見つめた八咫烏 血塗れの道に怯える僕らを乗せて 気高いその翼大空へ広げ 遠く 遠く 遠く この空の最果てまで 僕らを運んでゆけ 黒く歪んだこの世界を横目に もう僕らの悲しみなんて この海に沈めてゆこう 白く霞んだ永遠を捕まえるために <演奏> そう僕らに残されている 時間はあまりに少ない 赤く滲んだ空と海を越えてゆけ ああいつかは辿り着くのさ 悲しみの無い世界へ 青く煌めくこの星のどこかへと この空の最果てまで 僕らを運んでゆけ 無情に揺れる未来へ導いてゆけ <エンディング>