朝から降り続いた雨 暗いままでずっと あの日のこと思い出させた 街にとけた紺色の傘 あなたの傘と似てたから 思わず目で追って 早く忘れようとしてても 傷が沁みた紺色の傘 忘れたフリをして 隣に入り肩を並べ ふたりきり小さな国 いつまでも続くと思ってたの 今は私ひとり明るい色の傘をさす 忘れて濡れてなんかいないこと あなたに見せるように 夜まで降り注いだ雨 水溜まり光って まるでそれが星かのような 空を隠す紺色の傘 お互いを思って 片腕雨に濡れていても ふたりとも信じていた これ以上幸せはないはずと 今は私ひとり明るい色の傘をさす 俯き泣いてなんかいないこと あなたが分かるように 忘れたフリをして 隣に入り肩を並べ ふたりきり小さな国 いつまでも続くと思ってたの お互いを思って 片腕雨に濡れていても ふたりとも信じていた これ以上幸せはないはずと 今は私ひとり明るい色の傘をさす 忘れて濡れてなんかいないこと あなたに見せるように 俯き泣いてなんかいないこと あなたが分かるように