冷たい風が頬をかすめて 君の温もり今も忘れずに おぼろげな記憶夢のように 最後の雪が降り始めた 忘れようとしても消えない 君の笑顔が胸に刺さる 最後の雪に君を描いて 触れられない幻のようで 時の中で凍りついたまま 僕はここで君を待つんだ 街の光がぼんやり揺れて 君の影がそっと現れる 過去に閉ざした心の扉 開ける勇気まだ持てない 手を伸ばしても届かなくて 君の名前呼びたいのに 冬が終わると君はいなくて 最後の雪だけが見守っている 最後の雪に君を描いて 触れられない幻のようで 時の中で凍りついたまま 僕はここで君を待つんだ