最終電車の窓から 映されるあの日の爪痕 ただいつまでも そういつまでも残るのだろう あれは少し肌寒い春の日 大地も裂けるような揺れに 誰も彼も皆絶望の淵に立っていたね とどまることなく崩れる街に 誰も何も出来なかった 残された者は幾重の 悲しみや苦しみ味わっただろう 瓦礫に埋もれたその地で 3月11日に起こったすべてのこと 忘れても忘れきれない 幾度も痛みを考えた 3月11日に流された涙はどんなに 数えても数えきれない その想いだけは消えないで 利益だけを求め乱れていく 愚かな人間たちに かつてないこの苦しみの ほんの少しも分からないだろう 果てしない自然の猛威を 3月11日に起こったすべてのこと テレビに映る流れる街 何も出来ずただ見ていた 3月11日に傷ついた夢はどんなに 叶えたくても叶わない もう戻れないあの頃には 3月11日に凍てついたこの世界に 陽の光が差し込んでく もう一度あの頃に戻れると 3月11日に流された涙の先に 生かされた人の希望が 果てない大地を 照らしてる