ふたりは遠い未来ばかりを見てた 手の隙間からこぼれる今日の風景 不思議なくらい 打ち解け合えたときに よぎる幸せ 少し怖くて逃げた 街はずれ たたずむ僕らは迷子の羊 誰かが笛を吹くときを待ってる Time To Say Goodbye でも言葉にしたくないから 教会の鐘の音に隠れた 幸せのかたち けしてひとつじゃないのさ 三叉路のまんなか ふたりは影を踏み合った 柘榴のように燃え盛る夕日めがけ 靴が脱げても歩き続けたふたり 望まなくても月日は流れていく 少し急げば 手に入れたはずのことも忘れよう 僕らは花屋の隅に座り 誰からも遠ざかり ただ咲いている Time To Say Goodbye いま背中を押す理由は まだこの先も同じ星にいること 幸せのかたち けしてひとつじゃないのさ 三叉路のまんなか ふたりは風を読み合った