ぼやけた視界に 君が映り込み 苛立ちまぎれに 口を衝いて出る 「今になって何か用かい?」 本当は忘れるはずがない 「星の海、泳ぎ切って逢いに来た」 そう言うけれど 人魚のように 振り向けばもういない あきれるほど 君は不思議だな Wonder Wonder 気まずい別れを 引きずっているのは どうやら僕だけ そんな顔をしてる 安らぎがよみがえる ハンモックに揺られるように 裏通り 逃げ込んで キスをする場所を探してる だけど君は ペガサスのように 空に消えて 僕はひとりきり Wonder Wonder 映写機が回り出す まっすぐに見つめられない 「星の海、泳ぎ切って逢いに来た」 そう言うけれど 人魚のように 振り向けばもういない あきれるほど 不思議な夜たち この街ごと 消えてなくなればいい 悔しいけど 君が恋しくて Wonder Wonder