嗚呼 壊れちまったんだ いとも簡単に 嘘が隙間に入り込んで えぐり取っていく 全く 恐ろしい話だとは思わないか? 硝子製の心臓は堅牢にして脆く割れ 落ちる定め 揺られた吊り革の周期が鼓動と 重なり合う 都会派な拍子の波に乗れずに ビート板に頼る情けない奴さ さあなんとでも言いやがれ 粉々になっても受け 止めてやるからさ 挙がる手 乗り込んだ列車の果て 座り込む 所詮はなりたがり 耳に突き刺す重低音 今日か明日かなんかは関係ないな 滑稽な囃子の癖に騙されて ろくに踊れない表現者もどきさ さあなんとでも言いやがれ 粉々になっても「再生」を押すから 都会派な拍子の波に乗れずに ビート板に頼る情けない奴さ さあなんとでも言いやがれ 粉々になっても受け 止めてやるからさ