ふと気付けば長いこと過ごした 何気ない日常の中で 嬉しいことも悲しいことでさえも 大切と思える日々は これまで言えずにいた 本当の声も 今なら伝わるかな 明日が見えなくても あなたのそばで唄うよ いつの日か君に届くように 少し赤い目尻に気付いても 言葉は宙を舞うだけ ごめんね ひとりきりじゃ 上手く歩けない ありがとう 伝えなくちゃ 季節が瞬いても あなたは綺麗に咲いて 一瞬でも見逃せないから 桜が舞い散る頃 あなたのそばにいられたら 暖かな風が吹くだろう これまでもこの先もずっと いつしか旅立つ頃 あなたを思い眠るよ さよならはここに置いてゆこう 何度でも巡り逢えるだろう