雨はやさしく頬を伝うように触れて あどけない夜風は 君を探すように唄う 終わらない夜を彷徨ってるけど 焦がれた想いはまだ熱をもって 頼りない背中を押すよ 光見えずにあてもなく歩いてみても 懐かしい記憶は風に流されて消えた 土砂降りの中を漂ってるけど それでも冷めない微熱を求めて ゆらゆら揺れてるよ ずっと 可笑しいよね 今は少し泣きたくなる ちょっと眠れば歩けるだろう ほんの少し君の肩に 目が覚めるまで 雨に打たれても 風に吹かれても 過ごした季節はまた色彩をもって 僕らに微笑みかけるよ [さあもう行こうまだ見ぬ光まで] 雨はやまないけど 風は痛むけど 今なら生まれたての熱をもって 明日を描けるよ きっと 微笑う顔も 僕を呼ぶ声も 全てが今を生きる糧になって 明日を見つけるよ 君と 可笑しいよね 今も少し切なくなる ただ一つだけ 願うのなら叶うのなら 長い夜を越える強さを