何も知らず踏みつける骸 言葉もない世界 真紅の陽炎 寂しがりな腕の中で 与えられる平等 裏に潜む運命の火に灼かれて 何も知らず愛を求めて 踏みつけるは骸の山 空を賭して雨を枯らして 届かない明日と知れ 禍つ人の世界 踏み潰す悦を 人はいつも裏の翳りを切り捨てては 平和を知る 知らぬ場所で響く悲鳴は 風に溶けて届かない 僕らはいつまでも 愛の形に惑わされてる 僕らの手の赤は 求めた愛が流した血飛沫 君の無垢な笑顔に心救われ 涙する時 何処かの誰かは命を自ら殺すのかな 何も知らず愛を求めて 踏みつけるは骸の山 空を賭して雨を枯らして 届かない明日を知れ