気が付けばもう30 夢とか希望なんかより 明日の肌の調子のほうが大事 代わり映えないストーリー 「飾らない」が虚しいセオリー 透明に近付いてくる 手首を切っていたあの子だって 立派なママになっていて 私だけあの頃のまま 愛も幸せも幻なの 染み付いたはずが思い出せなくて 夏の花火のよう どんな色に咲いてたかも 忘れてくモノクローム こんな日々が少し寂しくて だけど自分らしさと呼べるなら それでいいのかな 好きだったバンドの新譜も ライブも追わなくなって 自分を余らせているような 曖昧な境界に浮かぶ いいねの数は増えても いいなと思えるような出会いないし 通り過ぎてった 「あの頃」だけがキラキラ 愛も幸せも幻だと 諦めた振りが上手くなるほど 冬の星座のよう どんな遠くでも輝いて 見つけ出すホロスコープ こんな日々が少し儚くて だけど自分らしさと呼べるなら それでいいのかな 不安に駆られる夜もあるけど それはきっと誰も同じね 夢の中へと