ホテルを出てから手を繋いで 駅まで歩くこの時間が愛しい 寂しい 曖昧な愛で繕った魔法の時間は 終わるのね 次はいつ会えるの? 嘘で出来たバターを塗った パンケーキは幸せの麻薬みたいで 癖になる 既読を付けたら無視しないで 寝落ちの通話で愚痴も聴いてね なんて言えやしないけど 好きになってしまったことに 後悔なんて あるわけないけど 胸が痛いよ せめて夢の中だけでも恋人って 言わせて欲しいから この手いつまでも話さないで ギュッとしてね 体温で捕まえて ないものねだり 胸の高鳴り 二人の糸は何色なの 今日も 明日もあさってになってもまだね 色褪せない昨日がいて 希度愛落とは言ったものね 拾えるものでもないけれどね ああやっぱ さみしいな 偶然と必然が溶け合った味のする コーヒーを飲んでまた 物憂げに浸るけど 髪から君の匂いが不意に香って 我に返る 今夜はどこで 誰といるのかな まだ夢現 儚い 醒めないよ 甘すぎた病だ 馬鹿ね 心まで抱きしめないでよね 急に会いたいなんて 言わないでよね でも嬉しくなってしまう 私のほうがバカだね ねぇどうして ねぇどうして 私じゃだめなの