旅を尻目に 残したものは いくつか (愛情のかけらがちょっと) 次の街へと 走り出すワゴン車 橋を渡るのは 先を急ぐ為にさ (ぬかりのないパノラマを背に) 君の住む街 通り過ぎて行くよ アクセル踏み込んで ハンドルは 僕らを熱くさせるから 走りつづける 景色は速度に乗せて 僕らは息をころして たまには煙草を吹かし ほら 次の街が見えてきたね 景色は速度に乗せて 時が変われば 冷めた瞳に涙だか (自分を忘れない程度に) 波の音にも 邪魔されたくはない 思い積もれば 離れることも切ない (男泣き 意外な愛情 ) 包まれるまま 声は高くなるよ 走りつづけてる 景色は速度に乗せて 僕らは息をころして 踏み込む足は 震えて いつの間にか 風になって 景色は速度に乗せて 僕らは夢をなびかせ 後ろに涙かくして ほら 次の街が見えてきたね 僕らは 行くよ 春が来るまで 涙を重ねても