街角の凡人達の笑い声聞こえている 浮遊するきみの嘘に誰しも耳を傾け あの日を境にしてナイフは 消えていった 揺らぐかげぼうし擦れた靴が映える セピア色に見える 誰しもが掠れた 街の一員になっているのか 写真に切り 取れるほどの ドラマチックなことなど 一つもないよ でも追いかける価値はあるの 掴み取れ欲しいならば何を 犠牲にしたって良い 行先はみんな同じ 平面の世界素敵だろう? 分からぬなら知恵を 誰しも赤子から人の手で 大きくなっていいったんだろうさ 不思議故に同じ言葉と混じる毛色 君はまがいもの ふたつ星どちらも目に見える でも現在は存在しない セピア色に見えた同じ瞬間を超えて 捕まってしまったのは君だ 博打うちの末路 記憶でしかないことに 嘲笑ってしまったとしても 欲しいものはあるというの