誰もいない通りで 色のあせた看板 暗さかかりゆく空と 浮かぶ 懐かしむ「君」 想い馳せる 過去も良いけど 明日を描いてよ それは「君」の為の物語 偶には晴れを零してほら いつかの空じゃない 『誰か』溢れる街で 「君」は未来に沈む ただそれは 遠すぎるから 見えないだけなんだ 「君」の指が 届くくらいの 明日を描いてよ それは「君」の為の物語 少しの晴れを零してほら いつかの「君」じゃない そう言えたのなら そう伝えられたのなら だから『僕』は今 「君」のペンを執る 明日を描いたら それは「君」のいない物語 わずかな晴れを零してほら 『誰か』の為じゃない 明日を描いてよ それは『君』の為の物語 偶には晴れを零してほら 『誰か』の為じゃない