Simon Says 「群れとは愚かな動物達が 孤独を恐れて掴んだ偽りの藁だ。 お前だけは違う。 そう私は信じてる。」 僕はあれから ずっと縛られ続けて いるだけなんだよ だから聞いてくれ いつも口を閉ざすのも 望んでいる訳じゃないと いつか雨があがれば 曇る窓も晴れてく そうすれば僕の心の景色に 頷いてくれるだろう でもある日気付いた 僕が思っているより 呪いはみんなの心を染めてしまった だってじゃあなぜあの時 わざわざ言い直したんだ? 君すら疑ってしまう日々の途中で 今まで僕にかけてくれた 言葉たちにも 「悪意が込められてる」 なんて思ってしまうよ それならいっそ僕は 本当の意味で誰にも近づかずに 雨に濡れたこの鍵で 地下室のドアを閉ざそう