目に映る景色は色を変えて 途方にくれる坂道睨む あの日みたいに笑えなくなって つかみかけた背中遠く 悲しみで滲む抱えきれない痛み こぼしながら癒えない言葉要らない 増える傷数え どれほど叫べば届くの? 手に入れた僅かな幸せ返せば あの日に戻れるの? 教えて、痛いよ でも切れた糸を繋いで 忘れたい忘れたくない 叶わぬ願いならば砕いて塞ぎはねつ けた なんで私なのなんて問いに 答えはないこと 知っているけど きっと誰もが悲しみや 理不尽かかえ試されて 転がり落ちた坂道 立ち上がり乗り越えていくから 傷だらけの私にもきっと 出来るはずなんだと 信じているから 行きたい道はいつも険しくて 歩きやすい道に興味なんてなくて 生温い優しい言葉に埋もれた ほんとは優しくなかったよ 逃げているだけの日々には 幸せなんて来ないから 不恰好だとしても 無心に進む前へと ずっと見えないその先に きっとある光信じてみるから 今は過程だと 力む肩の力を抜いたら 虚しさで膨らんだ息を吐き出した肺 にまた新しい空気が満ちて 見上げた空 雲が浮かんでいた どこまでも続いているから