あの船はどこまでも行けると 信じてた 切り捨てた思い出が今でも見えた 傾いた景色からこぼれ落ちて来た 水色のカーテンがいつも揺れていた 辺り一面の花踏むタイヤ 空に向けた空砲さえ誰も 聞こえてないな 勘違い悲しくないといえば 嘘になるな 元いた街なら忘れてしまったな 流れ損なう雲知らないまま 形なぞる染みつく瞼 今日は帰れないな どこかで聞いた会話だけじゃ 悲しくなるいつか 人の痛みがわかる国 さよならさ さよならさ あの船はどこまでも行けると 信じてた 切り捨てた思い出が今でも見えた 傾いた景色からこぼれ落ちて来た 水色のカーテンがいつも揺れていた ハイライト消して マットな瞳で眺める波もね 揺れが止まったその時に流した枯れ 葉 やるわけないわ頭が痛い 散りばめてく興味 気に入らないのよその手の鏡 とびきり良い話と最低な話 どっちから先に聞きたい? あなた歌う喪失ばかり 聞かせて知らない物語 風音に埋もれてく二人 ちょっと待って 今映画みたいじゃなかった? 距離が近すぎてぼやけて濁ってもさ 纏ってた光が風に乗った 向こうで手を振る君が あの船はどこまでも行けると 信じてた 切り捨てた思い出が今でも見えた 傾いた景色からこぼれ落ちて来た 水色のカーテンがいつも揺れていた 何考えてたか当てよっか いつ戻るかはどうせ言わないまま 更地からほら広がった 乾いた唇が少し痛い 花は好きだけどすぐ 枯らさない自信がない だから受け取れない いつか思い出してしまう日々が いつか思い出してしまう日々が