うらびれた気持ちがちょっと 柔かな記憶をつつく 静かな雨の朝 いつかあったな 気になるあの花が咲けば ガラクタ行きの奇跡だって 取り戻せそうな そんな気がした 僕は迷わず落ちていこう 風にのみこまれ目を閉じよう 手を伸ばせば もうナゾの笑顔の 君にも届くから 狂わせるのさ 雨を待ってる かわいた花を 積み上がる チリが積もる 忘れてやり過ごすだけで 削り取られては 薄めて待ってた 絵になるあの花歌えば 空回り変わらない今日も 包み込めそうな そんな気もした ミエミエの毒を飲みほそう 波にのみこまれ沈むんだよ それで君と会う そして解き放つ 全てをあげるから 狂わせるのさ 雨を待ってる かわいた花を 雲はここまでたどり着くだろう 歌を聞かせて 真夜中過ぎのこの迷路を にじんだ月明かりで進もう 夜明けは二度と来ない なんて思うけど 苦しまぎれ 鼻歌を ムリヤリ響かせるのさ それで君と会う そして解き放つ 全てをあげるから 変えるから だから 突き抜けるのさ 心のカギを 二つ並べて 雨を降らせよう 君はキレイな かわいた花