信じるということはとても とても難しい 白い目に張り付いた虚勢も 本当になってく 悴んだ歪な手を取ってよ 窓越しの日差しのような遠さが憎い どれだけ深く潜っても何も見えない 今日も私は 本当のことが言えずに そのまま冷えて固まってく 人並みにすら眩暈うのに 誰かに触れる夢を見る 遠くに霞んでる横顔に 嘘はないみたい 喉らへん黒い穴に 手を入れて調べてみたい 秘かな悲しみの声を知っても 欲しいものはなんなのか 恥ずかしがらずに見せてよ 分からないなら中に入って 探してあげる むやみやたらに触れて 噛み付いてみたら 遠い遠い遠い 本当の心がちょっと 見える気がしたのに