ハレー彗星がやってくるから 二つ目の肺を用意しなくちゃ 薄くなる酸素の中で 何とか意識を保っているけど 勝手に過ぎゆく季節を横目に 今ここにある心だけ 見つめたとして 私は 暗く光る星をつないで 絵を描くの きみが空を 見上げた時に、私がここに 生きてきたとわかるように! 恐怖の大王が降ってくるから きみをどこかに隠さなきゃ 言葉をなくした世界の中で 愛してるとか言ってみるけど 無責任に痛みを残して 今ここにある傷だけを 守ったとして 私は 黒く乾く血を垂らして 絵を描くの きみが眠れない 夜に、確かに私がここに 生きていたとわかるように! 生きてきたとわかるように!