浅く 浅く 揺れている 深く 深く とけていく 誰もが息をしない 夜にだけ生きている ゆるく ゆるく 消えていく ひとつ ひとつ 確実に 誰も見てなんかないね すぐそこにいたのにさ 蛍光灯は時代遅れ 明日になれば忘れちゃうの? 僕らそれくらいがお似合い いつでもいいよ支度は十分 光るよLEDの海 消えぬあなたにちょうどいいね もうすぐさよならさこのまま ねえチラリとでも僕を見て 浅く 浅く 揺れている 深く 深く とけていく 移り気なあなたには 見かけなくなった猫ぐらい? 遠く 遠く 移ろった 視界はぼやけてく 途切れがちなフィラメント 最後の悪あがきさ 蛍光灯は時代遅れ 明日になれば忘れちゃうの 僕ら確かにここにいたよ あなたの記憶の隅で生きよう 光るよLEDの海 消えぬあなたにちょうどいいね カラリ終わりの音が響く 一際光ってさよならしよう 冷めたままキスをして 凪いだ目で何を思うの いつもそう いつも 音も無く消えてゆく 流行りの一部でもいいから 確かにここにいたことを 僕が照らした時間を いつか思い出してくれ