ふわふわ流れる風 揺られる綿毛 煙草の煙に乗り空高く雲になる きっといつかは花を咲かせ どこかにいる誰か癒すのかな そんな風に立ち止まって 描きすぎたキャンパス 真っ赤に染まった視界の中で手を 握り ネガティブを薬に変え 夕焼け空 綺麗に描いた天井に恵の雨を待つ その瞳は誰の為で 何かの為 役に立ってたのか 描き下ろした虹の絵画 不確定な絵の具で 風化していくこの両手には残らない 思い出は青く消えた 誤魔化せない軌跡の上を踏み外し 最期の時を待つ 真っ赤に染まった視界の中で手を 握り ネガティブを薬に変え 夕焼け空 綺麗に描いた天井に恵の雨を待つ