鼓動みたいな点滅が 君だっていう合図 くぐもった声でおしえて みんなが知らない君のこと 開け放した窓の向こうで たぶん同じ花火の音 探りたいデンワの向こう いま何考えてる? 本当に伝えたいことはいつまでも 言えぬまま 大人になれば忘れてしまうのに 冷めない受話器の熱が いつもより低い掠れた声が 剥がれなくてきっと憶えてる 夕立みたいなわがままが 信頼されてる証拠 なんだってしてあげるよ みんなが知らない君のこと 開け放した窓の向こうで いつかみたいな雷の音 触りたい君の心に 本当に伝えたいことはいつまでも 言えぬまま 大人になれば忘れてしまうのに 取り繕ったレイテンシー 言いかけて途切れたメッセージ 続きがなくてきっと憶えてる
