虚や為すが儘 素顔も名も何も知らぬ誰かの手の鳴 る方へ 唯spit spit唾を吐いた 僕を愛してほしくて 嫌ってほしく て 鎖で繋ぐ感情を 僕に返してほしくて 貰ってほしく て 身も心も奪わないで 神様にそっと尋ねてさ 僕は存在証 明を繰り返すの この心に空いた穴にまだ痛みを秘め ている 今だけはちょっと忘れてさ 退屈な 人生を繰り返すの この痛みがたったひとつ僕を人間た らしめている 何様に僕は為る? 身勝手な心から溢れ出した日々の焦 燥感 どうせ明日はまた来るし 今日はフラフラと過ごしていようか 嗤ったってどうも愉快じゃないよう で かと言ってそれもファンタジア? せめて愛してほしくて 嫌ってほし くて 夢ならどうか醒めないでいて 神様はきっといなくてさ だから運 命論にもさよならするの でも心に空いた穴はまだ痛みを覚え ている 今だけはちょっと忘れてさ 退屈な 人生を繰り返すの 心が在った胸の中、今でも音がして いる 何様に僕は為る?