コーヒー飲み干したのは 照れたせいだよ ダイヤル回して 時間は風にとかして 夜にさらわれたなら 気休めだとわらって 小鳥の鳴らす音で目をさます ドアをひらいて 背景をぬり変えて 名前も書いたら おもちゃみたいに繰り返してる ベッドルームからスクリーンまで ふたりを分かつ夜 おとぎ話のヒロインを 連れ出すすべはないさ 裸足になって 時計の針のうえで 映画みたいに ため息ついた そんな夢をみて 止まることはないレールの上 にじむ赤色 消えないケロイド 抱きしめかたはもうわすれたさ いまは無力で なにも持たないから ずっと繰り返してく ベッドルームからスクリーンまで ふたりを分かつ夜 おとぎ話のヒロインを 連れ出すすべはないさ 裸足になって 時計の針のうえで 映画みたいに 変わらぬ明日も そんな夢をみてる